微生物による生ごみ処理事業、及び広告販売事業の複合運用による地域のごみ処理問題の解決

地域・社会課題
- 温室効果ガス削減に対する根本的な打ち手の不足
- 焼却施設の老朽化、及び施設更新・延命に関わる財源問題
実証内容
- 概要「堆肥をほとんど作らない微生物群:コムハムと、スマート機能を備えたコンポストによる生ごみ処理事業」と、「コンポストへラッピング広告掲載を行う広告販売事業」の複合事業を各地域で実施。
- 補助金額(交付決定額)2,806万円
期待される効果や、地域・社会へのインパクト
- 微生物による新たな温室効果ガスの削減手法の確立
- 広告収益による経済的持続性を担保した生ごみ処理手法の確立
収益源
コンポスト利用料、微生物利用料、及びコンポストへのラッピング広告掲載により発生する広告収益

コンサルタントからの応援コメント
<事業について>
新しいバイオマス処理であるコムハム菌とコンポストを提供するコムハムについて。
これまでの廃棄物処理は焼却炉での焼却が一般的ですが、焼却施設の老朽化による修繕費や、建て替え財源の不足など課題があります。また、昨今のカーボンニュートラルの取組みから温室効果ガスの排出抑制が求められています。そのような課題に直結した内容であり拡大が期待されます。
<横展開のポイント>
一定規模の自治体と連携し事例を波及させていくのか、住民全体を巻き込んだ取り組みを実施していくのか、どの規模の自治体と連携し成功事例を波及させていくのかがポイントになると思います。また、どの自治体関係者と組むかというところも加速度が変わってくると思います。
<地域や社会インパクトについて>
焼却炉問題の解消、排出量削減の問題解決など社会的なインパクトは非常に大きいものと考えます。
<連携可能性について>
サステナビリティ戦略を積極的に打ち出している自治体や焼却炉を持たない小規模市町との連携可能性は非常に高いと考えます。