地方農家への収穫支援及び収穫品サブスクリプション販売による関係人口構築実証事業
「クラチャレ定期便」

地域・社会課題
  • 人口減少・高齢化等による一次産業での人手不足及びそれに伴う未収穫農産物等の発生
  • 地域づくりの多様な担い手として、若年層も含めた関係人口の構築・増加の必要性
実証内容
  • 各実証地域において、社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」(通称:クラチャレ)として、地方創生・食農に関心の高い大学生等を人手不足に悩む地方農家に派遣し、収穫のお手伝いを実施。
  • 収穫された農作物や加工品を、株式会社クラダシが運営するオンラインショッピングサイトのソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」のユーザー向けに「クラチャレ定期便」として定期販売を行い、収入獲得のみならず、関係人口を拡大していく実証事業。
  • 補助金額(交付決定額):23,501,334円
期待される効果や、地域・社会へのインパクト

定期便販売による連携農家等への経済効果、地域の魅力への理解向上、農作物の未収穫による食品ロス削減

収益源

クラチャレ定期便の売上

事業者名

株式会社クラダシ
https://corp.kuradashi.jp

実証地域

沖縄県石垣市、北海道三笠市、和歌山県すさみ町、新潟県新潟市、京都府京丹波町、香川県小豆島町、三重県御浜町、他1地域を予定

コンサルタントからの応援コメント

<事業について>
少子高齢化、人口減少による農業従事者の不足は全国の地域の課題の一つです。また、農業人口が減少することで未収穫産品が増え、結果としてフードロスにつながります。
クラダシチャレンジはこのような問題に興味のある学生が現地へ行き農業体験し地域の魅力に触れ合い、実際に地域の方とディスカッションするなど関係人口を増やす取組みをしています。

<横展開のポイント>
農業人口の減少は地方が抱える大きな問題となっています。担い手を確保するのでなく関係人口を増やすため、学生の周辺の環境(大学、OB、親族等)や地方(自治体やその地域に住む住民も含めて)と一体となって共感を得て進めていくことがポイントかと思います。

<地域や社会インパクトについて>
農業者の不在、フードロスは日本全体が抱える大きな問題であるため、この取組みを進めていくことは大きなインパクトとなると考えます。

<連携可能性について>
特産品を持ちながらも過疎化が進む地域を中心とした自治体連携することができると考えます。また、企業と連携し研修の一環として農業体験を実施することで、より多くの関係人口を増やすことができると考えます。